教会暦
顕現節
2030  ハレルヤ歌えよ
Alleluia, dulce carmen
Latin, 11c.
DULCE CARMEN
An Essay on the Church Plain Chant, 1782
(訳詩 脇山靖子、訳詩協力 菊地伸二)
 詩は2029と同じ詩によるもので、曲は『古今』43番で(355番・第二譜でも)知られています。したがって『古今』43番の改訂訳ということになります。
 チューンネーム(曲名)から明らかなように、この詩と曲の関係は深いものとされています。以前にはハイドンの作と考えられていましたが、実際には作曲者は不明です。1782年に出版されたときは単旋律聖歌として書かれており、現在の形は、W・H・モンク(2010参照)が和声付け、編曲したものです。今回は音域の点を考慮して、『古今』よりも半音低く設定しました。
 威風堂々とした曲調は、礼拝の入退堂でもふさわしく用いることができます。
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