聖公会で使われるロザリオ(アングリカン・ロザリー)は、1980年代にアメリカ聖公会の司祭によって考案されたと言われ、その珠の数は招きのビーズ1個、十字ビーズ4個、週間(ウィークス)ビーズ28個の計33個からなり、イエス・キリスト33年間の生涯を表しています。

【それぞれの意味】

十字架:救い主イエス・キリストにあっての祈りを意味する。
      私たちの身分と私たちの祈りのアイデンティティの確認。

招きビーズ:主との深い交わり(親しみ、親密さ)への招き。
         全ての祈りの模範になる「主の祈り」を捧げる。

十字ビーズ:四季節と四方位を意味する。
        いつどこにおいても、たえず共にいてくださる無所不在の父なる神を表している。

週間(ウィークス)ビーズ:7つはヘブライ伝統の中で完全・十分・満ちることを意味する。
                日々の全てが主にあっての恵みの中にあること、常に主と共にいる人生を意味
                する(1週間をも表している)。

 

【祈り方】

基本的には個人の自由に任せられていますが、ここでは祈り方の例を挙げてみましょう。

1. 十字架:「父と子と聖霊の御名によって」
       (十字を切る)(使徒信経を使っても良い)

2. 招きビーズ:「主の祈り」

4. 十字ビーズ:祈りの課題など

<例>

  • 主はキリストの生きた神の御子です。
  • 我が主、我が王、我が全て。
  • アーメン、主イエスよ、来てください。
  • ◯◯◯のために祈ります(捧げます)

5. 週間(ウィークス)ビーズ

<例>

  • 主よ(◯◯◯に)憐れみをお与え下さい。
  • 御心が天に行われるように、地にも行われますように。
  • 主イエスの恵みが、(◯◯◯と、すべての者と)共にありますように。
※(    )の中はあってもなくても良い。
※◯◯◯は個人名でも司祭でも主教でも、
 教区でも教会でも何でも良い。

6. 招きビーズで閉める

  「栄光は父と子と聖霊に、初めのように
   今も代々に限りなく、アーメン」


ロザリオは、それ自身が祈りの対象となるのではなく、何度祈ったかということを把握するために用いられている道具です。
どうぞ皆さんも、機会がありましたら、日々の祈りの道具としてロザリオを活用してみてください。



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