「水」はいったい誰のもの?

〜「水の自由化」をめぐって〜


 ひとの命のみなもとである「水」が、経済のグローバル化の中で利益を生む商品として扱われようとしています。国境をこえて取引される飲料水、水道事業の民営化など、21世紀の戦略資源である水をめぐって激しい争奪戦はすでに始まっています。水とわたしたちの関係について、改めて考える時期が来ています。
この講演会では、「水の自由化」に警鐘を鳴らしているモード・バーロウさん(カナダ)を迎えて、「水の自由化」をめぐる世界の動きを知り、2003年3月に京都で行われる「第3回世界水フォーラム」にむけて、わたしたちに何ができるのか考えてみましょう。

【日 時】3月26日(火)午後6時30分〜9時
【スピーカー】モード・バーロウさん
       (カナダのNGO「カナダ人評議会」共同議長
        『BLUE GOLD〜独占される水資源』著者)
【解説者】池住義憲さん(国際民衆保健協議会日本連絡事務所代表)
【通 訳】宇井志緒利さん(アジア保健研修所職員)
【場 所】NPOプラザなごや4階(中村区名駅南1-20-11)
     ※名古屋駅桜通口より南下し笹島交差点を越えて2つ目の信号を左折し約50m
【参加費】1000円(申込の必要はありません)

【主 催】ODA改革ネットワーク中部(nishiikaz@nifty.com)
     なごや自由学校(tel 0561-53-8937/fax0561-52-7657)
     名古屋YWCAくらしを問い直す会(tel 052-961-7707)
【協力&問合せ】名古屋NGOセンター(中村区名駅南1-20-11 3F)
           TEL/FAX052-588-368


世界的な「水」企業の企業リンク集

オンデオ(旧リヨネーズ・デゾー。フランスの世界最大級の水道事業会社。水の部門はここから。約120カ国に進出。)

ビベンディ(フランスのもう一つの巨大企業。水の部門はここから。約100カ国に進出。米メディアもどんどん買収しています。日本にはとりあえずこういう形で進出。)

RWE(イギリス最大手の水道事業会社テムズウォーターも買収したドイツ最大の電力系企業。)

上記のたった3つの会社が地球上の2億人の飲料水を供給しています。

日本の企業も海外では、やってます。
例)マニラ・ウォーター・カンパニー(メトロ・マニラ水道局の民営化にともない、三菱商事がマニラで上下水道事業に参入してます。フィリピン大手財閥アヤラグループ、英ユナイテッド・ユーティリティーズ、米ベクテル社との合弁会社。)


 

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