お産は誰のものなのか
〜自然出産に学ぶ、私たちの暮らしかた〜
戦前までの日本では、産婆と呼ばれた助産師が生命誕生のエキスパートとして、身近なつながりの中に存在し、出産する女性を支えていました。でも現在は医師による「医療」としての出産が主流です。妊娠・出産という生命の誕生という大切なプロセスを、病院にお任せでいいのでしょうか。ちなみに、オランダやデンマークでは「出産は病気ではない」という考え方のもと、現在も助産師による出産が基本です。
「現代版産婆」として一人一人の個性に合わせた自然な出産のお手伝いをする前田弘子さんからお話をうかがい、私たちの心と身体のすばらしさや、現代の暮らし方と出産との関係、自分らしい主体的な生き方などについて考えてみましょう。
講 師●前田弘子
前田助産院院長
NPO法人バース&ライフデザイン代表
会 場●前田助産院
中村区二ツ橋町5-51-4
桜通線中村区役所駅徒歩7分
日 時●2007年7月22日 (日) 13:30-15:30
受講料●1,800円