名古屋自由学校 11月11日 ida
脱カップル社会の未来予想図
第2回 家族・結婚・恋愛をシングル単位視点で考える
〈形〉よりも〈質〉の関係性
――〈スピリチュアリティ〉と人権
前回のまとめ
1 宿題
宿題 仕事作り 名刺作り
パートナー以外の人との人間関係
一人で生きていくという問題
子ども問題
嫉妬 p2022 恋愛論・恋愛論・家族論
2−1 導入 ケアとボランティアと家族と恋愛の同一性
2−2 しかし、そうして愛(一体視)を美化だけしていていいのか
家族単位の問題
NO1論 NO1という決めつけ 所有の面
NO2以降の軽視
自己愛・エゴイズムに過ぎない
2−3 自分のためということを認める必要
恋愛の6要素 知的要素 性的要素 なじみ要素
地位達成要素 生活便利要素 恋愛ゲーム要素
プラス 支配欲求要素
(その後にのみ、さらに スピリチュアリティ要素)
結婚して得なこと
結婚のメリット=―――――――――
結婚して損なこと
2−4 そこからいえること 囚われない 距離感が大事 嫉妬の権利はない
恋愛・結婚以外の関係・活動を充実させること
ボランティアとしての家族・恋人
パートタイム家族・恋人・関係
離婚論 「SPA」
セックス論 多様性の尊重 性的自己決定
潔癖・道徳主義に根拠なし 過剰な意味づけをやめる
過度に囚われない3 新しい人権論
3−1 差別論の見直し 「差別VS被差別」の図式 非難、批判、糾弾の構図
誰も人を変えることはできない
「かわいそう」「敵が悪い」という非難
「行動しないのは、知らないからか」
3−2 多様性という理解
3−3 「エンパワメント + スピリチュアル側」を入れた人権論
人権とは「人のちから」をもつこと
生理的なニーズ 精神的心理的ニーズ マイナスレベル
WHO健康の定義 ⇒ プラスの権利 スピリチュアルなニーズをみたす力
ボディ(肉体)、マインド(知性)、エモーション(感情)、スピリット(霊性、直感、魂)
「豊かさ」の再検討
「スロー」概念 スローイズビューティフル スローフード
WIN/LOSE関係(価値組みに残れ) からWIN/WINの関係へ
3−4 スピリチュアルなコミュニケーションの重要性
――男と女、家族、友人、仕事関係で人権擁護を実践――
深く聴く=傾聴
前提・現状の意識と関係
一人ひとりが切り離され孤立しているという「狭い自己」認識(せいぜいわが家族だけ)
「あるがままであること」より「成長、生産、効率などが大事」への強迫
自分自身をありのままに感じたり、正直にあらわにしない
⇒
スピリチュアルな方向
お互い繋がりあい関係しあった「広義の自己」認識
いま、ここにただ「存在している」ことを楽しむ
批判されたり説教されたり助言されたりせずに、お互いに真実を話し聴きあう
3−5 生き方、生活のありかた 社会とのつながり
純粋意欲
生き方
A:矛盾だらけの日常の一瞬一瞬にきちんと目を見開き、丁寧に味わう
=Aユ 瞑想を重視した生き方
B:精神世界(社会から離れてオタクになりがち)と社会変革(反対や攻撃に心身をすり減らす傾向)の統合
相互に繋がりあった世界のありように目覚め、自己のアイデンティティをひろげる それをベースに、自分なりの取り組みをはじめる
心理学の流れ
1 科学的心理学(行動主義心理学) 客観的観察の対象にならない内面を排除
2 フロイト心理学 深層心理学 夢や無意識を重視 病理的側面重視
3 人間性心理学(実存心理学、現象学的心理学)
マズロー 心の健康な面を重視 「自己実現した人間」=自分のもっている可能性を最大限に発揮した人間
4 トランスパーソナル心理学 = 現代心理学 + スピリチュアリティ
自己成長の3段階
前段階 プレパーソナル 混沌とした段階
第1段階 個としての「自分」を確立する段階 (プレパーソナルからパーソナルへ)
第2段階 自分を越えた「いのちの働き」に目覚める(パーソナルからトランスパーソナルへ)
第3段階 日常の中で、自分を越えた「向こうからの呼び声」を聴きそれを実践的に生ききる段階(トランスパーソナルを実践する段階)
まとめ
まずシングル単位(A) ⇒ スピリチュアルなつながり(質;B)
〈スピ・シン主義〉です
「危機・苦しむこと・矛盾」はひとつのチャンス
素晴らしい一瞬は、永続しないもの。矛盾こそが創造力の源泉
ワーク:
「つながり」を味わう練習
「歩き回り」のワーク
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